趣旨
近年の経済社会環境は急速に変化しています。
特に都市化が進むにつれて地域の自然環境の変化や地域の人々と交流が激減していることを改善しなければなりません。
一方、近年、生涯学習という言葉を耳にするようになりました。生涯学習とは人が生涯にわたり学び、学習の活動を続けていくことです。そうすることで、生きて行くうえで能力や技術が向上し、日常生活をより充実させることにつながります。
地球環境の将来が懸念されるようになって、環境問題解決のための根本的に重要な手段として「環境教育」が脚光を浴びるようになりました。
環境とそれにかかわる問題に気づき、関心を持つとともに必要な知識、技能、態度、意欲、実行力を身につけた人々を育てることが必要だと感じます。
学校教育だけではなく、社会人になってからも学び続けどのような環境にも対応できる場が必要とされています。日常生活の充実のみならず、次世代の人材の育成にもつながると考えます。
芳村野鳥自然博物館は、野生生物の保護意識の理解と関心を深め鳥や自然環境に関する情報を気軽に得ることができる環境教育活動を進める施設として、市民の手で作り上げることも一つの学習につながると考え、一般社団法人を設立し、活動するものです。
芳村野鳥自然博物館は、多くの人に愛され質の高い街づくりに寄与するよう、県民ばかりでなく環境教育に関心のある方、学校教育関係者、学識経験者等構成しています。